■=リーダー・トロンボーン/LEADER&TROMBONE=
ウィリアム H. “ビル”ヒューズ William H."Bill"Hughes
■=トランペット/TRUMPETS=
マイケル P. ウィリアムス Michael P.Williams
ウィリアム“スコッティ”バーンハート William 'Scotty' Barnhart
アンドレ・ライス Endre
Rice
フレディー・ヘンドリクス Freddie Hendrix
■=トロンボーン/TROMBONES=
クラレンス・バンクス Clarence Banks
アンドレ・マーチソン Andrae Murchison
デビッド・カイム David Keim
バリー・クーパー Barry Cooper
■=サキソフォン/SAXOPHONES=
マーシャル・マクドナルド Marshall McDonald
グラント・ラングフォード Grant Langford
ダグ・ミラー Doug Miller
ダグ・ローレンス
Doug Lawrence
ジョン・ウイリアムス John Williams
■=ドラム/Drums=
ブライアン・グライス Brian Grice
■=ベース/Bass=
ジェームス・レアリー James Leary
■=ギター/Guitar=
ウィル・マシューズ Will
Matthews
■=ピアノ/Piano=
トニー・サッグス Tony
Suggs
■=ヴォーカル/VOCALIST=
メルバ・ジョイス Melba Joyce
■第1部■
Moten Swing
920 Special
Take The A Train
In A Mellowtone
Who
Me?
Easy Livin’
Blues in Hoss’ Flat
Good Time Blues
Lover Come Back To Me (Vocal)
Close My Eyes (Vocal)
Muddy Water (Vocal)
Basie
■第2部■
Warm
Breeze
Down For Count
Basie Power
Lil’ Darlin’
Shiny
Stockings
Half Moon Street
Heat’s On
Sweet Georgia Brown (Vocal)
Please Send Me Someone to Love (Vocal)
All of Me (Vocal)
Jumpin’ At the
Woodside
・Corner Pocket
・Discommotion
・In A Mellow Tone
・Jumpin' at the Woodside
・April in Paris
・The Wind Machine
・Shiny Stockings
・Lil Darlin'
・One O'clock Jump
・Blues in Hoss'Flat
・Easy Living
・Whirly Bird 他
(Melba Joyceのボーカルを迎えて)
・Lover, Come Back to Me
・Sweet Georgia Brown
・All of Me 他
演奏内容は…、最高でした!!!
ベイシー楽団はベイシーの生前はもちろん、没後、サド・ジョーンズやフランク・フォスター、そしてグローバー・ミッチェルがリーダーとして率いた頃によりそのノリやサウンドは全く異なります。
筆者にあってはベイシー生前の新宿厚生年金での…、そう、ラッパのソニー・コーンやピート・ミンガー、ボントロのアル・グレイなどのスターがいた頃の演奏も好きでしたし、でも「今のベイシー」も大好きです。
結局はこうして我々聴き手に感銘を与え続ける限り、そしてベイシー楽団がその期待以上の快演を聴かせてくれていることにより、それがベイシー翁の遺志として我々に感銘を与えるのではないでしょうか。
また別の意味でも、ドラムスのブッチ・マイルスとリードラッパのマイケル P. ウィリアムスがもう何年も一緒に演っていることも有り、まさしく現在のベイシー楽団の色を決定付けていると思われます。
そのブッチ・マイルス…、今年で御歳63才なのですが、なんともその銀髪を振り乱しての演奏は、聴き手の視線をいつの間にか引き付けているのに気づきます。
こうしてブッチ・マイルスは、もはやベイシー楽団には欠かせないプレイヤーであるのは明らかですし、当然聴き手もそのプレイを期待して会場に詰め掛けているのですから…、やはりビッグ・バンドの花形はドラムスとリード・ラッパ、そしてソリスト…、ということになります。
そしてもうひとつは「エイプリル・イン・パリ」のエンディングが終わって…、通常はリーダーのウィリアム H. “ビル”ヒューズがマイクに向かって『ワン・モア・タイム!』と言うのですが、何とこの日はそれまで僅かではありますが「間があったため」、しっかりと筆者が叫んでしまいました。
するとウィリアム H. “ビル”ヒューズは「really(ホントかい)? one more time?」と…、あちゃしまった、しっかりと聞こえてしまったぁぁ、と悔やむまもなくウィリアム H. “ビル”ヒューズは「本当」に「one more time」と言って再度エンディング演奏を…、いやいやビックリし感激もしました。
これらはベイシー・ファンならお馴染みのライブでのこの光景なんですけどもね…。
さて終演、アンコールがなかった!!のは非常に残念でしたが、楽器を残して控室に戻っていったメンバーを私たちはしつこく(!?)ステージ脇で待ちました。
その甲斐あってか、ラッパ隊M氏のご息女は、ステージまで上がってプライベート服に着替えてステージに戻ったベースのジェームス・レアリーと写真を撮ったりサインを貰ったり…、私たちはリードラッパのマイケル
P. ウィリアムスに声をかけて彼の楽器を見せていただきました。
それは大変年季の入ったカリキオのラッパでした。
「詳しくはウェブサイトを見てね…」と教えていただき、「以前文京区のシビックホールでお会いしていますが…」と『片言(ホントに断片的な変な英語)』で言うと「ありがとう、また会おう」と言ったくれたような…。
実際の場になると片言の英語も出てこない自分に情けないながらもまたまた感激の瞬間でした。
ベイシー楽団、感銘をありがとう、またお会いできる日を楽しみにします。
オープニングの曲はMake Me Smile、「僕らに微笑を」だ。もう懐かしさで一杯。もう彼らと一緒に歌ってしまった。
いたいた、トロンボーンのジェイムス・パンコウ。さすがに白髪頭、若く見えるのはキーボードのロバート・ラム。オリジナルメンバーはこの二人にサックスのウォルター・パラザイダーとトランペットのリー・ローナンのみ。
でもシカゴの生命線であるブラスセクションは往年のソリを聴かせた。
<前半>
@ Get It On
A 25 or 6 to 4
B Take Five
C Four
D Scabolo Fair
E Some Skunk Funk
<後半>
@ Sing Sing Sing
A Don’t Mean A Thing If It Ain’t Got That Swing
B (George Benson's Number)
C I Feel Good
<アンコール>
トッカータとフーガ
<前半>
@ First Blidge
A Royal Garden Blues
B When the Saints Go Marchin' In
C The World is Waiting for the Sunrise
D In the Mood
E Moonlight Serenade
F Swing Medley (Take the "A" Train / I'm Beginning to See
the Light / One O'clock Jump)
<後半>
@ A Night In Tunisia
A Tenor Maddness
B It Could Happen to You
C Night and Day
D Piano solo
E Dr.KANZO
<アンコール>
Don’t Mean A Thing If It Ain’t Got That Swing
そして演奏後、会場の万来の拍手に押されてのアンコールは2曲。
「Jumpin' At Woodside」と「April In Paris」。
最初の「Jumpin' At Woodside」では、メンバーがステージに姿を見せるやそのまま定位置には座らず、思い思いの場所に立ったままのアンサンブルが始まりました。
これにはびっくりでした。
なぜなら、バンド・スタイルで定位置に座ってアンサンブルしているときと全くサウンドが変わらないからです。
定位置でのサウンドが「そのまま」ステージ一杯に広がっているのです。
そして・・・おいおい・・・ベースのジェイミー・デイビスがピアノを弾き始めました。
代わってピアノのトニー・サッグスはベースを弾いている。
もう無茶苦茶に最高!!・・・・。
そしてこの雰囲気のまま「April In Paris」へ。
エンディングでは客席から『One More Time!!』の大コール。
ラッパ隊さま、お疲れ様です。